はい！電算室です

最近よく聞かれる事柄は、

もうすぐ新しいWindowsが出るんでしょう。

ねぇ、それってどうなの？？

ということである。しかし、私は実物を見たことも実際に触った人の感想も聞いたことがない。

ちなみに、Windows Vistaは現在β2で、製品版の一歩手前というところまできている。

リリースは2007年1月なのだが・・・・。

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Windowsはやく４年ごとにバージョンアップしてきた。その度に高いパフォーマンスを持つパソコンに乗り換えなくてはならず、OSのお金だけでなく、ハードのお金も飛んでいくという悪しき慣行に悩まされてきた。
　事実私も、Windows95から98へは、メモリーを16Mから32へ、そして2000の時には64M、さらにはアクセラレータ（今はもうないねぇ・・・）を使用し、CPUの速度アップをしてようやく使っていた。

　が、WindowsXPにはさすがに耐え切れるはずもなく、CPUは1Ghz、メモリーを256Mから512Mに拡張したパソコンを購入。やれやれと思っていたのだが、最近とてつもなく重い。それは、SP2のせいもあるが、度重なる修正でパソコン内部にカスがたまった常態になっているのだ。これだけUpdateされるとパソコンを初期状態に戻すなんてこと、怖くて出来ない。だからだましだまし使っている。
　さて、今度出るWindows Vistaだが、最初聞いたときは、ＴＯＹＯＴＡの車？と思ってしまった。あほな名前をつけるもんだと思っていた。

さらに、ラインナップが複雑。WindowsXPでも、Home editionと、Professionalだけだったのに、Vistaでは、Home Basic、Home Premium、Ultimate、Business、Enterpriseと5つもある。家庭用では、Home Basic、Home Premium、Ultimateの３つだが、なにがなんだか(´ー｀) ﾌｯ

Vistaの最新機能として最も謳っているのが、Aeroという技術。

こんなに素晴らしいんですよ！！

と宣伝しておきながら、Home Basicでは搭載されない。

なんなの？

　で、そのAeroだが、簡単にいうと、3D技術を駆使したまったく新しい（のか？）Windowのこと。なんだか透き通ったりするらしい。まぁ、窓だから向こうが見えるのが普通だが、パソコンの画面においてなにかメリットはあるのか？ユニバーサルデザインが全盛の今日、かえって不自由しないか？
　考えることはやっぱり

マイクロソフト♪

である。

　で、そのAeroなんぞを使おうものならば、

とんでもなく高機能のパソコンにしないといけないらしい。

　メモリーは最低で

1G

 ちなみに、その1Ｇでも快適には動かないらしい。グラフィックボードの性能も要求されるので、結局パソコン総入れ替えということになる。うーん、今出ているWindows Vista Capableのパソコンは大丈夫か？

　また、Windows XPからVistaへのアップグレードはかなり大変らしい。というより、まともに動かない。というか、インストールできない。結局クリーンインストールしかないそうな。

　マイクロソフトは、過去から完全に決別したいのか？

　で、XPで散々攻撃されたハッカー対策として、大量のハッカーを雇い、Vistaに攻撃させている実験をおこなっているらしいが、あの、ウィルス対策ソフトで有名なシマンテックがセキュリティーホールを発見。
　珍しいβ版の更新プログラム（あの、Windows Updateね）が公開されたというのだからお笑い。聞いたことないぞ！そんなこと。結局β２の配布は打ち切りになりましたしねぇ・・・。

　と、いうことで、現時点でまだWindows Vistaは使いものになるとは思えない。

　が、リリース時期を変えようとしないあたりから、欠陥品がまた出回り、アップデートで急場をしのぐというマイクロソフトお決まりのパターンが見えてくる。そのためにマシンまで新しくしたのに動かない・・・という悲痛な声が聞こえそうである。