はい 電算室です。
今日は何が起きるのでしょうか。
どうもシステム担当者ともなると役員とは反りが合わないことが多いです。
日本語でしゃべれない(IT用語ならしゃべれる)システム担当とIT用がわからない役員とでは話がかみ合いません。
だからこんな本が売れるのでしょうね。
社長にセキュリティ対策の重要さを認識してもらい、もし、対策を疎かにするとどれだけのコストになるか目線を合わせることが大事と説いています。
さて、セキュリティ対策の説明も難しいですが、通常のPC更改時の説明も難しいです。
なぜ、こんなにもお金がかかるのか。
仮想化や性能を落としてまで金額を下げていても役員にはピンときません。
ましてや昔は金額が下がりながらも性能は上がっていた時代もありました。
今は性能はそのままで金額だけが上がるということもあります。
さて、ある業務で特殊なソフトを使って入力作業をしています。
特殊なソフトなので一般の担当者のPCには入れられず、専用PCに入れて共用して使うようにしています。
役員にはなぜ専用のPCになるのかわかりませんし、こちらとしてもなかなか説明できないでいました。
こちらが言いあぐねいていた時に、ふいに役員が
「こんな入力なんていずれIoTでなんとかなるんだろ?」
え?IoTですか?
しかもドヤ顔で言われます。
IoTという言葉は知っていてもまったく予期せぬところから出てくると混乱してしまいます。
IoT・・・Internet Of Things 物がインターネットに繋がって情報をやりとりすることで、物の状態を知ったり制御できるようにすること。
役員は入力の自動化をイメージしているのでしょう。
であれば
RPAですRPA・・・Robotic Process Automation デスクトップ上で人間がすることをロボット(ソフトウェア)が行うこと。主にホワイトカラーの定型業務をロボットが行い、業務の効率化を図ること。
確かにRPAよりもIoTのほうがよく聞きます。でも、間違いは間違い。
こういう時は、やさしく、間違いを正すほうがいいのでしょうか。
それとも、聞き流すほうがいいのでしょうかね。
半日これで潰れるのは業務効率化から逆行しているように思えます。
こんどはこんな本を読んでみようかな。
回答事例集になるだろうか。
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