オンライン会議、Web会議と言い方あれど、一か所に集まらずにオンライン上で行う会議が主流になりつつあります。
会議に限らず、研修やセミナー(ウェビナー)もオンラインになっています。
当然オンラインであるということは、インターネットに繋げないといけないわけで・・・。
一般企業であれば、自端末にオンライン会議用のアプリを入れて、主催者でなければ無料で会議に参加することができます。
が、それが無駄にセキュリティの厳しいところだとそうはいきません。
まずは、自端末はインターネットに繋がらない(物理的に分離しているので論理もだめ)。
インターネットに繋がるのは各部署に1台という有様。
で、会議にそれを占有するわけにはいかないので、オンライン会議を行うには、専用端末が必要になります。
じゃぁ、専用端末を用意して、ご自由にどうぞ、というわけにはいきません。
台数が限られているので、会議が重なった場合は調整が必要です。
私が勤務しているところでは、オンライン会議やウェビナーに参加するには申請してもらっています。
参加人数によって場所と機材を選定してセッティングします。
使う人の意識も違ってきます。
普段はIT機器など上げ膳据え膳で用意してもらっているので、普通に使えて当たり前と思っています。なにかあったら対処できません。
困ったことに、オンライン会議のツールも、Zoom、Teams、Skype、Webexなど様々。
カメラ、マイクなどを端末につなぎ、起動、アプリから会議への参加。そこまでしてやっと参加者に引き継ぎます。
終わったら、機材の撤収。
オンライン会議は主催者には手軽なのでバンバン入ります。
比例して、我々システム担当は大忙しです。
単純に仕事が増えただけ。
説明書渡すからから自分でやってくれと言ったら露骨に嫌な顔されました。
オンライン会議があるとまずはシステム担当がその日いるか確認されるようになりました。
必然的にオンライン会議のある日は休めなくなってしまいました。
まぁ、こんなことが日常的に起きているわけです。
ある会社で日米経営幹部会議が中止に→理由は日本側の年配幹部が「Zoomの接続方法を知らない」から デジタル・ディバイドの深刻さが分かる話 - Togetter
年配幹部に限りません。比較的若い職員も同様です。普段からIT機器に接していないと対応できないのです。
もしかしたら甘やかしすぎなのかもしれません。
オンライン会議用機器の紹介
オンライン会議用で購入した機器を紹介します。一台の端末で複数人使用を前提としています。
まずは、カメラ
8人ぐらい参加の場合、できるだけ広角のカメラがいいです。
水平角103度。大型モニターの上や三脚につけると、8人ぐらいはきれいに入ります。
うちではメインのカメラになっています。
マイクスピーカー。集音性、そして相手の声がはっきり聞こえること。
こればかりはメーカーで選びました。
集音性が高いため、ページをめくる音やマウスの音も採ってしまいます。
スピーカーから出る音はさすがYAMAHAです。
次はモニターです。
当初は3人以上参加の場合、プロジェクターを出していましたが、設置が面倒になったので、50インチ以上のモニターを会議室に常設しました。
使うのは会議用モニターとしてだけなのでできるだけ安く。そして大きく。多機能はいらない。
それなりに美しく映ればいい。ということでこちらを購入しました。
上記3つの機材で常設にしたことで、3人~8人参加の会議は楽になりました。
あとはせめてZoomの使い方を覚えてくれるともっと楽になるのだけどなぁ。
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