Oracle Client をインストールしていて、どうしても67%で止まってしまうのでいろいろ試した結果を備忘録的に書き連ねます。
その前に、何をしようとしたか。
OSはWindows7 32bit
ホスト側のオラクルが11gから12cにバージョンアップされたので、クライアント側のOracle Clientも11gから12cにバージョンアップしようとした。
11gのOracle Clientを削除する際、deinstallを使わずに、home配下の製品を順に削除し、最後にhomeそのものを削除。削除できてしまうことが問題なのだが、本来はdeinstallで削除すべきだったため、中途半端なになってしまった。
12cのOralce Clientをインストールする際、間違ってinstantClientをインストール。さらに管理者をインストールしようとしたらインストールの途中で止まるようになってしまった。
なお、止まるところは67%のあたりで、Oracle.DataAccess.dllの作成のところでした。
もうぐだぐだです。
一回きれいな状態にしてからインストールしなおそうと思います。
ただ、間違ってインストールされた12cもまともに正常にインストールされていないので、ツールを使ってのアンインストールができません。
そこで手動で削除することにしました。
(1)サービスを止める
Windowsのサービスを停止する手順は、次のとおりです。
- Windowsの「サービス」ユーティリティを開きます。「スタート」メニューから「プログラム」→「管理ツール」→「サービス」を選択します。
- Oracleのサービス(
Oracle
またはOra
で始まる名前)が存在し、状態が「開始」である場合、各サービスを選択して、「停止」をクリックします。
- 「サービス」を終了します。
(2)レジストリを削除する
こちらを参考に、Oracleのすべてのレジストリを削除していきます。10gでちょっと古い情報ですが、そこは感で。
(3)PATHの変更
PATH
環境変数を確認し、すべてのOracleエントリを削除します。
- 「コントロール パネル」の「システム」を表示します。
- 「詳細」タブを選択し、「環境変数」をクリックします。
- システム変数
PATH
を選択して編集し、すべてのOracleエントリを削除します。
- 変更を保存して「システム」を終了します。
(4)Oracle関係のフォルダを削除します
c:\app
c:\program files直下のoracleフォルダ
スタートボタンから出てくるメニュー内のoracleフォルダ
ここでいったん再起動します。
(5)グローバル・アセンブリ・キャッシュ(GAC)を削除
何度インストールを試してもOracle.DataAccess.dllのところで止まるのでGACを削除することにしました。
参考にしたのは、
こちら。
oracleとついているものを全部削除しました。
ここで再起動。
改めてOracle Clientの「管理」をインストールします。
毎回出ていた
「[INS-13001]環境が、最低要件を満たしていません。続行しますか。」
が出なくなり、すんなりインストールができました。
よかったよかった
[2回]
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