バックアップメディアとして一時代を築いたMOがついになくなりそうです。
三菱化学メディアは2009年12月末に生産を中止。
日立マクセルはその前、2009年9月に生産を中止しています。
これにより、日本国内でMOディスクを作っているのはソニーだけとなってしまいました。
そのソニーも、これまた一時代を築いたフロッピーディスクを2011年3月末で中国に委託している生産を中止すると発表。いつ、MOも同じことになるかわからない状況になってきました。
Wikiで調べてみると、MOはディスクはソニー、ドライブは富士通とコニカミノルタのみ生産しているんですね。
その富士通もOEM事業に特化しているようです。
コニカミノルタも現在保有している在庫のみで販売終了。やはりOEM生産のみとなる様子。
MOねぇ・・・・。
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小規模システムにおけるバックアップ媒体として使われてきたMO。
私もスタンドアロンシステムのバックアップ媒体としてMOを使ってきました。
そのシステムができた当時、640MB保存できるのがPDしかなく、640MB規格のMOが出た時は画期的と思いました。だってPD書き込み遅いんだもん。そのPDも見る影もなくなりましたが。
実は現在でも関係機関とのデータのやりとりにMOを使用しています。
USBだとなんとなく心もとない(小さすぎる!)のと、さすがにメールではセキュリティに問題が。
CD-RWは記録面がむき出しなので傷がつくとどうなるか・・・。
その点MOはカートリッジに格納されていますから安心だったんですけどねぇ。
が、徐々に生産が縮小されている昨今、今後の対応を考えなくてはいけません。
出ては消えていくメディアたち。
その消えていくメディアの一つにMOが加えられるのも時間の問題といえます。
個人的には好きだったんだけどなぁ。
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