若い職員とパソコンのことについて話しました。
どうやら文系ながらコンピュータの世界に入り込んだ私が不思議らしく(いったいどうやって覚えたのか、いつから触っているのか?)、いろいろと質問されました。
その彼は大学で情報課を出ている私から見れば、理系。
そんな彼・・・。
CUI(キャラクターユーザーインターフェース)はUnixやLinuxだけのものであり、
GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)はWindowsが最初でビルゲイツが作ったもの
と思い込んでいました。
・・・・・
これは時代の差か?年の差?
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確かに若い彼がパソコンを初めて触ったのがWindows95であり、私なんてMS-DOS。
若い彼はWindows95の前のWindows3.1なんて知るはずもなく、私なんて就職してからも、Windows3.1上で稼働するスタンドアロン版システムに四苦八苦し、ランマネージャーを駆使してなんとかLAN構築していたものであります。
GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)の採用はマイクロソフトよりもアップル(マッキントッシュ)の方が先ですし、そもそもGUIを普及させた先駆者はアップル(マッキントッシュ)であると私は信じています。
そもそも、マイクロソフトはMS-DOSで成り上がった(笑)ものであり、MS-DOSは完全にCUIであります。
Windows3.1もMS-DOS上で動くものであり、その流れはWindows95まで続きます。
なんて言ったら、びっくりしていた。
なんでも、パソコンの主流はWindowsであり、マックを使うのはデザイナーか一部のひねくれ者(!)と思っていたらしい。
そんなこと言ったら、世のマックユーザー怒るぞ。
まぁ普通に見回したらパソコンというパソコンはWindowsを搭載しているものしかないので当然といえば当然か・・・。
そもそも、マイクロソフトの勝因はIBMと組んだことにより、IBM-PC(PC-AT)の技術公開によりあらゆるメーカーが同一仕様のもと、パソコンを作ったため、OSとしてDOSが普及した。
マッキントッシュは孤立主義をとったために(一時互換機もありましたが)、IBM-PCほど普及しなかった。
ですから、日本のビデオ戦争 ビクター=IBM VS SONY=アップル にもたとえられます。
たしかにIBM-PC(PC-AT)は普及し、ビデオもVHSが普及します。
しかし、本家本元は、IBMは結局PC部門を切り離し、ビクターは松下の元に入り、今ではケンウッドの元・・・。
SONYは今でこそちょっと落ち目ですが、独自製品企画力からユーザー受けする製品を作り、アップルも御存じIPodやIphone、Ipadなんぞを世に出しています。
そういう歴史を語ると、若い人には新鮮だったようです。(そもそも若い奴はベータなんて知っているのか?)
マッキントッシュは高嶺の花だったなぁ・・・・。
プラグアンドプレイやアップルトークは衝撃だったし、やっぱり洗練されたGUIはマックOSのものというイメージが私にはあります。
そうそう、Windows95(Windows9X)と、現在のWindows7は系統が違うことは知らないだろうなぁ。
そのお話は別の機会に。
こういうの話すと長くなるんだよねぇ、おじさんは。
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