[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
はやぶさの帰還
電算室にもコンピュータにも関係のないことではありますが、
小惑星イトカワに行っていた探査機「はやぶさ」が帰ってきました。
はやぶさが打ち上げられてその試料を採取する仕組みを知った時は
なんちゅうあほらしい仕組み・・・
と思ったほどです。
だって、鉄球を打ち付けて舞い上がったちりをカプセルの中に入れるんですよ!
が、数々のトラブルが報告されるにつれ、そして鉄球の放出失敗の
報告を知った時は、このミッションはだめだなと思ったほどです。。。
が、
制御不能の状態になりながらも、迷子になりながらも、満身創痍の状態になりながらも、
けなげに地球からの信号を受け、そして自分からも信号を発する。
なんとしてでも帰すというJaxaのスタッフと、なんとしてでも帰るという「はやぶさ」の執念・・・
ときどき、なんとか頑張っている情報が入ると、「おぉ、まだあきらめていなかったか!」
そして、なんとか帰路に目途がついたところで、「なんとしてでも帰ってこい!」
で、帰ってくる頃にはもはや機械以上のなにかになっている。
ただの機械(探査機)であるのに、なぜか感情移入してしまう。
理系だから?文系だから?
いや、そんなことには理系も文系もないと思う。
そしてそんな同じ思いをしている人がとても多い。
「はやぶさ」に勇気づけられた人も多い。
そして「はやぶさ」帰還の時間。
正確に言うと、大気圏で燃え尽きる時間。
地上波テレビはワールドカップにお笑い・・・。
あぁなんてこと。
ならばとネットを見ようとするが、ネットは混雑。
ネットが混雑するほどみたいという人が多いのに・・・。
興味のない人は全く興味ないだろうが、そうした情報(リアルタイムで)テレビという現時点では最大のメディアで流さないのは、科学離れを誘引している一つではないだろうか。
ある人はいっている。
「これはアポロに匹敵する偉業だ」
そして、カプセル放出から大気圏突入までの3時間の間に、Jaxaはもう一度姿勢を制御して地球を撮らせようとしている。
満身創痍のはずなのに。そしてもう休ませてやっていいのに。
そして、「はやぶさ」は最後の力を振り絞って姿勢を変え、最後の撮影に成功している。
7年もの長い年月。そして帰ってきたカプセルと、はやぶさに、
乾杯しましょう。
無題
2010-06-14 22:37
執念っていうか、想いは宇宙にまで届くって感じですね。
コンピュータ関連に長い間 関わっていると、機器の更新前に、突然故障がおきたりします。
長い間 稼動している機器には、神様が宿っているのに、近くでリプレースの話をする人がいるからだと、思ったりします。
まぁ、自分は、人とは違う変な考えを思っている、変な人間なんで。
Re:無題
2010-06-18 01:27
神様ですか。私は魂が宿っていると思っています。
同型のハードウェアを導入し、新旧並べて稼働させていたら、なぜかあたらしい方が不具合を起こす・・・。
まだ魂が入っていないんだな・・・。
そう思わずにはいられません。
この記事へのトラックバック
- この記事にトラックバックする
Amazon
PR
ソフト関連
メーカー直販PC
周辺機器
ランキング
プロフィール
しかしながらあまりの激務に退職。もうシステム系はいやだと思っていたが、ひょんなことから企業の電算室に勤務することとなる。