電算室の部署では、何故かホームページも担当しています。
で、よく、
「この情報、ホームページに載せておいて」
と言われます。
で、せっせとページを作って、UPするのですが、ふと疑問に思ったことがあります。
それは・・・
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この情報はホームページに載せるだけでいいのか?
例えば、新聞にも載せてもらうとか、広告を出すとか・・・・。
ホームページに載せるだけということは、ホームページを見ることができる人に限られます。
ビジネスでは、ネットはあたりまえで、必要な情報はいつでもどこでも取り出せます。
しかし、一般家庭ではどうでしょう?
パソコンや携帯を持たない人は多いはずです。
そんな人たちにお知らせする手段は、既存のメディアになります。
役所でもそうですが、ホームページに載せただけで「お知らせをした」気になっているような気がします。
また、最近のCMでも、「続きはWebで」とか言って、検索キーワードを出すCMが多くなっています。
と、いうことは、ネットのできない人は知る手段がないということになります。
あぁ、これが情報格差なのだな・・・・
では、そんな情報格差をなくすにはどうしたらいいでしょう?
ネットに限らず、あらゆるメディアを駆使してお知らせする企業、役所の努力も必要です。
さらに、ネットの環境をもっともっと広める必要があるのでは?
パソコンも、携帯もまだまだ操作が難しいです。
もっと簡単にならないか?
そして、パソコンはまだまだ高いです。ブロードバンド加入の含めると、気軽に購入というわけにはいきません。
一時100ドルパソコンという言葉が出ました。発展途上国向けにパソコンを配布しよう。そのためには廉価版パソコンが必要だと。ただ、この100ドルパソコンは教育用であって情報格差の是正目的ではないんですね。
だけど、この取り組みは評価できます。
さて、日本は?
かつて、富山県の山田村で一家に一台パソコンを配布したことがあります。しかし、長続きしませんでした。
その山田村も富山市に合併になり、その事業はどうなったのか?今は知ることもできません。
パソコンは安いか?一流メーカーは高付加価値をつけて価格をあげようとしています。
しかし、別にデジタルテレビなんぞ見れなくてもいい。ネットさえできれば・・・
もっと、シンプルに、そして価格が安いほうがいいですね。
そういうメーカはたくさんあります。
是非、教えてあげてください。
あとは、使い方ですね。
難しいですが、がんばっていただくしかないです。
ネットだけだったら、マウスだけでいいですし、入力したいなら、一つ一つ人差し指だけで
がんばって入力していただくのもいいでしょう。
情報格差を埋めるには、個人の努力も必要なのかもしれません。
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