はい！電算室です

　が、WindowsXPのクリーンインストールなんてもはや怖くてできない。

XPのSP2を入れて、セキュリティのパッチを入れて、ネットワークの設定をやりなおして・・・・。

そんなことをちんたらしていたらいくら時間があっても足りはしない。

あぁ、Windows95や、98の時代はまだそんなことができたのになぁ・・・・。

と、感慨にふけっている場合ではない。ネットワークにつながらなかったら、インターネットもできないではないか。



さて、家ではフレッツ光を導入している。NTTの東西を問わず、このフレッツ光を入れると、もれなく


NTTセキュリティツールがついてくる。

これ、どう見ても、トレンドマイクロの、ウィルスバスター。

それをただ名前を変えただけというシロモノ。

これがウィルスバスター2007になって、NTTセキュリティツールも同様にバージョンアップされた。

これを入れてからどうも調子がおかしいのだ。うん。きっとそうに違いない。

が、サポートの件もあるし日々新しく出るウィルスや、スパイウェアなどなどの脅威からパソコンを守るためにも、ここは前のバージョンに戻すわけにもいかない。

ということで、電源を入れてから一体どこで止まっているのかを観察してみることにした。


電源オン。

Windowsが起動する。ハードディスクが頑張っている。うーん負荷がかかっているなぁ。
メッセンジャーは起動すれど、ネットワークにつながっていないので、未接続状態になる。
しばらくしてようやくウィルスバスターが起動する。
えらく時間がかかっている。やっぱりこいつか？
しばらく待ってみるものの、一向にネットワークにつながろうとしない。接続プロパティを見ようとしても、
開くことすらできない。重症だなぁ・・・。

ここで、推測。

ウィルスバスターが起動しようとすると同時に、あらゆるソフトが起動しようとしています。
そう、知らない間にQuickTimeやらメッセンジャー、はたまたアクロバットリーダーのアップデート監視まで。
タスクにアイコンが出なくても、裏で実行し、更新がないかすぐにネットワークを介して検索しようとします。
そういえば最近Skypeも入れたっけ。

それらが同時に行われるものだから、非力なマシンでは処理が追いつかず、結局タイムアウトでサービスが落ちてしまうという現象になっている。


ならば！


Windows起動時には必要最小限のソフトしか起動しないようにすればいい。

そうだ、そうしよう。

ということで、ここからは初心者は踏み入れていけない禁断の場所へお連れします。





スタートアップに入っているソフトを起動しない方法。




スタートアップは、Windowsが起動すると同時に指定したソフトを起動させるもの。
スタートメニューの「全てのプログラム」-｢スタートアップ」にあるものが一般的ですが、それが全てではありません。

実は隠れたところにもWindowsと共に起動するソフトが指定されているのです。


まず、「ファイル名を指定して実行」から mscofig  と入力し実行します。






そうしたら、システム構成ユーティリティが表示されるので、「スタートアップ｣タブを押します。
そう。これらがWindowsと共に起動されるアプリケーションの一覧です。
知らない間にこんなになっていたのね。







アクロバットリーダーに、google。skypeに、富士通のパソコンの診断ツール。
使いもしない機能もたくさん・・・。

ここは、「全て無効にする」をクリックして、OKを押してしまいます。

いろいろメッセージが出ますが、無視。

で、再起動すると・・・・。


速い！



あっと言うまに起動してしまいます。


で、ウィルスバスターがもたもたしている間に、ネットワークがつながり、しばらくしてから
ウィルスバスターの起動が完了。


なんなくネットワークもつながった＼(^o^)／


ちなみに、もう一度、システム構成ユーティリティを見ると、
Windowsが勝手に必要なソフトはまたスタートアップにチェックを入れています。
と、いうことはそれがWindowsにとって必要なものというわけ。

あとは、自分で必要と思われるソフト（ほとんどが必要ないでしょうが）にチェックを入れるだけ。

あぁ、これでもうしばらくはこのパソコンと付き合うことになるのね・・・。


ちなみに、システム構成ユーティリティの設定変更は、





各自の責任でおこなってくださいね。