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2011-06-24(Fri)

Free、OSSの先には

 システムを早く、そして安く構築したい場合によくフリーのプログラムやOSSを利用したりします。
これが結構的を得て使いやすいものが多い。

さらにちょっと改良することによって要求を満たすことが結構あります。

が、業務で使用するシステムということを念頭に置いたとき、やはり最低5年は使いたいもの。
そこで、フリーやOSSの問題点が浮き上がってきます。

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 5年後、そのフリーやOSSは残っているか。もしくは開発が続いているか・・・・。
それはなかなか難しいもの。

特に日本のフリーやOSSは個人の力によるものが多く、その個人が何らかの理由で開発を放棄した場合、そのシステムの開発は止まる・・・。

そんなフリーやOSSが数多くあります。

たとえば、現在使っているHyper Estorair。2007年で開発が止まっています。この先サーバーのリプレースとなったとき、OSが変わったとき、それは動くのか検証しなくてはいけません。
メーカー製の場合、動作保証されているサーバーを導入すればよいこと。OSSではそうはいきませんよね。
特に開発が止まっているものに合わせるのはナンセンスです。

そうなると、生き残るフリーやOSSは、たとえばよほど全世界的に有名になるか、企業が公開するかしか残されていないような気がします。
全世界で有名になったものは・・・。たとえばLinux(それでも多くのディストリビューションが生まれては消えとしていますが)
企業が公開といえば、Javaや以前に紹介したAipoやGroupSessionもそうです。ただ、企業の場合も、いつ止めるのかは企業次第。うーん。。。

なんでそんなこと書くのかって?

ちょっとWikiシステムを導入しようかなと思って探したところ、本家以外は開発が止まっているようなんですね。
日本発のWikiシステムPukiwikiも2008年以来開発が止まり、なんだか泥沼のよう。

OpenOfficeの日本語版も厳しそう。
フリーで使わせてもらって言うのもなんだけど、やっぱり使う人もハッピーで開発する人もハッピーとういのはなかなか難しいんですねぇ。
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事業継続と同じで難しい

2011-06-26 22:32

フリーやOSSも良いのですが、企業で使用するには継続的に使用できる事か、3年か5年後には必ずシステムを再構築する決意が必要なんでしょうね。
IT部門を戦略的な重要な部門ととらえて、投資し続ける考えが、経営層には必要でしょう。

Re:事業継続と同じで難しい

2011-07-01 00:00

もし、5年後にそのフリーやOSSがなくなった場合に、その代替があるかどうかも問題になるかと。
ただ、導入しっぱなしというわけにはいかず、かならず保守が必要になります。
経営層もフリーやOSSは完全に無料でできると思わないでほしいですね。

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文学部卒業ながら、ひょんなことからシステム会社に就職。
しかしながらあまりの激務に退職。もうシステム系はいやだと思っていたが、ひょんなことから企業の電算室に勤務することとなる。

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