端末やサーバーがインターネットに繋がっていることが前提となっている現在、セキュリティ確保の名目でインターネットに繋がっていないオフライン環境を構築しているところも多いと思います。
本当はWSUSでも構築してアップデートしていくのがいいのでしょうが、なかなか予算的にも人員的にも(テストに要員がさけない)難しいところも多いと思います。
そんなところにやってくる改元対応
マイクロソフトは対応してくれるのでしょうか
まず、コンシューマ向けOSについては、Windows7SP1以降は対応するようです。
OfficeについてはOffice2010からでしょうか。
サーバーはWindows2008R2からですね。
確認すべきマイクロソフトのページはこちら
「
2019 年 5 月の新元号への変更に関する更新」
そこから.netやoffice、OSへと見ることができます。
ちなみに、
Windowsのページを見てみると、こんな気になる一文が・・・
「2019 年 5 月の新元号への変更に関する更新
マンスリー ロールアップ リリースで更新プログラムを発行する予定です。 標準のアプローチに従い、これらの更新プログラムは Windows の毎月の累積的な更新プログラムの一部として提供する予定です。スタンドアロン パッケージとしてリリースする予定はありません。」
えぇ・・・・
私の職場の環境は
Windows7Sp1に、Office2010。サーバーはWindows2012R2です。
2019年1月31日現在、Office2010向けはExcelがまだで(というか不具合で配信中止)、Windows2012R2向けの更新プログラムが出ていないようです。
とりあえず、Windows7向けをインストールしてみました。
WindowsUpdateカタログからはこちらです。
インストールは問題なく、そして
レジストリを修正してのテストも問題なくできました。
ただ、一つ問題が・・・
端末からサーバーに対し、リモートデスクトップで接続できなくなりました。
先ほども書いたように、サーバー側(Windows2012R2)の改元対応の更新がまだ公開されていないので、不整合が生じたようです。
更新プログラムの組み合わせで接続できなくなるんですね。
詳しくは
こちら十分なテストをおこなってから展開するようにしましょう。
新元号が発表されてから合字がWindowsUpdateで更新されるでしょうから、それまでは展開は待ったほうがいいかもしれませんね。
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