久々の実験です。
いや、必要にかられてなんですがね。
開発が終わってだいぶたつのに、未だHyper Estraier(ハイパーエストレイア)は人気があるようです。
ただ、Windowsのサーバー+IISでの環境で四苦八苦されている方も多いのも事実。
そして時代は進み・・・。
Windows2008で、64bitで、IISは7.5!
はたして動くのだろうか?
もし動いたら、全文検索でHyper Estraierを導入している方々は喜ぶだろうか。
もし、動かなかったら、それはおとなしく
Fessを入れることにしようか・・・。
[0回]
というわけでやってみました。
WIndows2008R2、IIS7.5の環境で動くのか?
現在WIndows2003でIIS6.0環境で動いているのでそれをそのまま2008サーバーに持ってきます。
ディレクトリ構成もほぼ同じ。
位置から導入する場合は、こちらをご覧ください。
全文検索の導入(2) Hyper Estraierを導入する
全文検索を導入する(3)Hyper Estraierの導入2
で、一応xdoc2txtについては新しいのを入れておきます。
ダウンロードはこちら
ここまでインストールして、indexの作成をしてみます。
おそらく問題ないかと。2003サーバーで構築したことのある方ならここまではすんなりできるかと思います。
問題は・・・・・
検索画面が出るかです。
ブラウザから検索できるようにするにはやはり、estseek.cgiが問題となります。
2003サーバーのときは、estseek.cgiをestseek.cgi.exeとリネームしました。
でも、じつはうまく設定すれば、.cgiのままでもちゃんと動くらしいのです。
さらに言えば、2008サーバー+IIS7.5でもちゃんと動きます。
ようは、.cgiだったらcgiモジュールで動くように設定すればいいのです。
ちなみに、IIS7.5ではデフォルトはcgiモジュールはインストールされていません。
まずインストールします。
サーバーマネージャーにて、役割→Webサーバー(IIS)を選択します。下の方に機能追加の画面がありますので、CGIを選択します。
次に、IISで、追加した仮想ディレクトリ(私の場合、Hyperestraierフォルダをそのまま仮想ディレクトリに追加しました。)で、拡張子*.cgiをCgiModuleに結び付けるマップを追加します。
(1)IISマネージャの左のツリーから、<ホスト名>→サイト→Default Web Site→<仮想ディレクトリ名>を選び、「ハンドラマッピング」をダブルクリックします。
(2)右の操作一覧から、「モジュールマップの追加」を選択。
(3)表示されるダイアログで、"要求パスに"*.CGI"、"モジュール"からCgiModuleを選択。"名前"欄にわかりやすく、"CGI実行"と入力してOKを押します。
次に、IIS全体の設定で、特に指定していないEXEファイルのCGI実行を許可します。
(1)IISマネージャの左のツリーから<ホストめ>欄を選び、中央の「ISAPIおよびCGIの制限」をダブルクリックします。
(2)右の操作一覧から、「機能設定の編集」を選択します。
(3)表示されるダイアログで、"特定できないcgiモジュールを許可する"にチェックを入れてokを押します。
これで、estseek.cgiは動くはずです。
とまぁここまで偉そうに書いていますが、元ネタがあります。
こちらです。
ちなみに、こちらにはLinuxのHypeer Estraierの最終版をWindows向けにビルドしたものがUPされています。これをインストールしてもちゃんと動きましたよ。
これでもし、500 エラーとなった場合、estseek.conf のどこかの記載が間違っています。
私の場合、インデックスのパスが間違っていたために500エラーとなっていました。
よーし、これで文書検索はまだHyper Estraierでいけるぞ!
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