システムを早く、そして安く構築したい場合によくフリーのプログラムやOSSを利用したりします。
これが結構的を得て使いやすいものが多い。
さらにちょっと改良することによって要求を満たすことが結構あります。
が、業務で使用するシステムということを念頭に置いたとき、やはり最低5年は使いたいもの。
そこで、フリーやOSSの問題点が浮き上がってきます。
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5年後、そのフリーやOSSは残っているか。もしくは開発が続いているか・・・・。
それはなかなか難しいもの。
特に日本のフリーやOSSは個人の力によるものが多く、その個人が何らかの理由で開発を放棄した場合、そのシステムの開発は止まる・・・。
そんなフリーやOSSが数多くあります。
たとえば、現在使っているHyper Estorair。2007年で開発が止まっています。この先サーバーのリプレースとなったとき、OSが変わったとき、それは動くのか検証しなくてはいけません。
メーカー製の場合、動作保証されているサーバーを導入すればよいこと。OSSではそうはいきませんよね。
特に開発が止まっているものに合わせるのはナンセンスです。
そうなると、生き残るフリーやOSSは、たとえばよほど全世界的に有名になるか、企業が公開するかしか残されていないような気がします。
全世界で有名になったものは・・・。たとえばLinux(それでも多くのディストリビューションが生まれては消えとしていますが)
企業が公開といえば、Javaや以前に紹介したAipoやGroupSessionもそうです。ただ、企業の場合も、いつ止めるのかは企業次第。うーん。。。
なんでそんなこと書くのかって?
ちょっとWikiシステムを導入しようかなと思って探したところ、本家以外は開発が止まっているようなんですね。
日本発のWikiシステムPukiwikiも2008年以来開発が止まり、なんだか泥沼のよう。
OpenOfficeの日本語版も厳しそう。
フリーで使わせてもらって言うのもなんだけど、やっぱり使う人もハッピーで開発する人もハッピーとういのはなかなか難しいんですねぇ。
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