はい、電算室です。今日は何が起きるのでしょうか。
個人情報保護やセキュリティ対策などなどでちょっとコンピュータが使いにくくなった感じのある昨今。
しかし、情報が漏れてはこれまた大変なので当然セキュリティの強化および情報流出に気を配ります。
が・・・・・
いくらハードウェアやソフトウェアにセキュリティ対策してもどうにもならないことがあります。
それは・・・・・
使う人のセキュリティ意識です。
そして、悪気はなくても知らず知らずに情報を漏らしてしまうこともあるかもしれません。
[0回]
私のいる職場では基幹系ネットワークとインターネット用ネットワークは分離させていています。
よって、基幹系ネットワークで作った文書をインターネット用ネットワークに移すには、我々電算に送って手作業で(USBを使って)移すことになります。
さて、ある日、現場から外部にメールを送りたいのでインターネット用端末に送ってほしいと依頼がありました。
ちゃんとファイルにパスワードを付与してあるからねということでした。
社内グループウェアのメールでそのファイルを送ってもらい、さて、依頼主に送ろうかなと思ったのですが・・・・。
ファイル名が
○○○様の債権回収不能の件について.doc
・・・・・えっと・・・(^^ゞ
いくらファイルにパスワードをつけていても、名前がそのままファイル名に・・・・。
しかも、ちょっとやばそうな内容と思われることがばればれ・・・・。
まさかと思い、プロパティでタグ情報を見てみると・・・・。
やっぱり・・・。
[件名:○○○様の債権回収不能の件について]
と埋め込まれています。
Word(2003だけ?)のおせっかいがここでも・・・・。
ファイル名は気をつけるようにと言えばわかるでしょうが、プロパティまではなかなか気がつかないだろうなぁ。
はぁ・・・・・。
やさしくやんわりと
「ファイル名に個人情報に該当するものがありましたので勝手に変えさせていただきました。また、プロパティ情報にも同様の情報がありましたので削除しました。今後ご注意願います。」
と一文を添えさせていただきました。
個人情報とはセキュリティとは・・・・。
パスワードをつければいいというものではありませんよ・・・・。
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