はい、電算室です。
今日は何が起きるのでしょうか。
ある日、とある課長さんに呼び止められました。
柔らかい口調なのですが、明らかに困った様子。
しかもその内容は
「ファイルの名前を変えたらファイルが開かなくなった。電算でなにかしたか?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
(@_@)
[0回]
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・・・。
。。。。。
(・.・;)
電算となにか関係があるのでしょうか?(-_-#)
例えば、共有フォルダ内のファイルが開けないのならば、ネットワークの障害とか、他の誰かが開いているとか考えられます。
しかし、今回は・・・・・。
あくまでもローカルのしかもデスクトップ上のファイルです。
言いがかりはやめてください。
さて、購入したてのパソコンだったり、設定をなにも変えていなければ、フォルダを開くとこうなるはずです。
でも、私のパソコンや、会社のパソコンはこうなっています。
違いわかりますか?
ファイルの順番が違うというのはなしです。
例えば、エクセルのファイルですが、
上は
えくせるのぶんしょう
下は
えくせるのぶんしょう.xls
となっているはずです。
見えませんか?
目を凝らしてみてください。(@_@)
見えましたね。
で、これはどういうことかというと・・・・。
まず、ウィンドウのメニューの中の、ツール(T)→フォルダオプション(O)... を選ぶとこんな画面が出ます。
で、「登録されている拡張子は表示しない」のチェックをはずすと、ファイル名の後ろに.xlsみたいに、ピリオドと英数字3文字が出てきます。
これが、拡張子です。
何のためにあるのか??
これはMS-DOS時代からの流れで、かつては(そして今でも)、この拡張子でもって、なんのファイルかを示していたのです。それはWindows95になってからも続き、拡張子と開くべきアプリケーションが関連付けられているので、ファイルからアプリケーションを起動させることができるというわけです。
難しいですか?
例えば、エクセルファイル。この拡張子は、.xls です。で、.xls はエクセルで作られるので、さらに編集するときもエクセルがひつようなわけで・・・。
通常は、エクセルを起動し、ファイル→開く でファイルを選んで開いていたのですが、.xlsとエクセルは関連付けられているので、ファイルをダブルクリックするだけで、エクセルが起動し、かつそのファイルも開くというわけです。
さて・・・・・。
その課長さんのパソコン。何故か拡張子を表示するようになっていたのです。
で、名前を変える時、ファイルを右クリックして「名前の変更(M)」を選んで、名前を変更したのです。
その時!
拡張子も一緒に消してしまったというわけです。
よって、拡張子がないため、これは何のファイルか分からないから開けなくなったというわけです。
ちなみに、フォルダオプションで「登録されている拡張子は表示しない」にしておくと、そんなことはなく、エクセルファイルはエクセルファイルとして管理します。
と断言したいところなのですが、時々Windows・・・・、見失います。
それは謎です。
ちなみに、その課長さんのファイル、エクセルファイルだったようで、後ろに .xls とつけたら見ることができるようになりました。
主な拡張子は以下のとおり。
たとえ、拡張子を隠していても、ファイルのオプションで拡張子がついていることが確認できます。
エクセル .xls
ワード .doc
メモ帳(テキスト) .txt
絵(ビットマップ) .bmp
絵(jpeg) .jpg
絵(GIF) .gif
パワーポイント .ppt
アクセス .mdb
ホームページ(htmlファイル) .html .htm
などなど
ちなみに、拡張子を変えるとアイコンも変わります。時々拡張子を変えてやって騙して遊んだりしています。
「開けなーい」
とか
「エクセルじゃなくなってるー」
``r(^^;)ポリポリ
ちなみに、それをやりすぎると、元々何のファイルかわからなくなるので気をつけてください。
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