年金記録の名寄せ作業が思いのほか進まず、宙に浮いた年金記録が結局ほとんどが残りそうな気配。
もしかしたら、さらに増える可能性もあるのだから、真面目に年金を支払ってきた我々はばかばかしいったらありゃしません。
で、その宙に浮いた年金記録を国民に確認してもらおうというのが、「年金特別便」
うちにも来ましたよー。
[0回]
さて、この年金特別便。3月のぎりぎりになってやってくるなんてどうなんだろう???
そもそも、作業順序が違っていないか?
まず、名寄作業をおこなって、宙に浮いた5000万件。そして年金記録で間が開いているなどの記録上の不備があるものと、特定のキーワードでマッチングをかけて、完全じゃないけどもしかしたらこれかも?というものから発送しているらしい。
うーん。どのみち本人が記憶を頼りに確認するのだから、まずは記録上の不備があるものを全件出力し、発送するのがいいのではないか?
で、訂正があったものを、統合と漏れたものをマッチングかけてみる。
と、先の記録上の不備のものとのマッチングをかける作業を同時進行で行えばもっとはやく見つかるものもあったのではないだろうか??
で、私のところに送られてきた特別便。
5000万件の中に私の記録が含まれているかも・・・と書かれていますが、一見するとあっているように見えます。ちゃんと繋がっているし。
が、よくよく見ると、国民年金の加入月数と納付済月数が一致しない。
あれ??
帳票類を見慣れた私でさえ気づかないものを、何十年も前の記憶をたどれなんて無理というもの。
まったく、国民をばかにするのもたいがいにせい!
で、私の国民年金の加入月数と納付済月数が一致しない点ですが・・・・。
そもそも国民年金は20歳になったら強制加入ですが、年金手帳上、20歳になった年の4月が加入日となっていました。が、特別便では、20歳になった日(民法上、誕生日の前日が資格取得日になります)。
国民年金の運用がずさんだったためにこのようになるんですね。
国民の財産とも言うべき年金。こんないいかんげんな運用ではやっぱり任せられませんね。
PR