そもそもIT化とは、複雑な業務をIT(システム化)することにより、人的時間的コストを少なくするためのものではなかったか?
それがいつしかITによって業務が複雑化し、人的コストも時間も、さらには物理的コストも増えているような気がします。
そして、省電力サーバやPCがはやりの昨今ですが、情報量が増えた分、PCも速く物理的に大きなものに。サーバーも過大なトラフィックに対応すべく高スペックなものに変わります。
よって、同等クラスであれば省電力になるはずが、高スペックに置き換わることによって、結局は消費電力は変わらないか上がってします結果になります。
テレビでも同じインチ数であれば10年前と比較して省電力になっています。しかし、より大画面を求めると結局は変わらないのと同じこと。エコポイントはそこらへんが矛盾しています。
結局、複雑化したシステムを簡略化し、紙を減らし、情報を思い切って取捨選択することによりサーバーへの負担を軽くし、その上で同等クラスで消費電力の少ないサーバーやPCにすることがグリーンITなのではないでしょうか。
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