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サポート対象外です
はい 電算室です。今日は何が起きるのでしょうか。
パソコンには様々なソフトが入っています。業務に使うシステム、そしてグループウェア、エクセル、Word。大体そんなものが仕事に必要なソフトでしょうか。
それらの使い方に関しては、できるだけ答えようとしますし、仕事と考えています。
しかし、思いもかけないソフトについて聞かれることもあります・・・。
それはまだ私がこの職場に入りたての頃・・・。
聞かれたのが、フリーの宛名書きソフト。
簡単に言うと、筆まめの簡易版と考えて良いでしょう。
で、そのソフトを入れて欲しい、さらに使い方を教えて欲しいというのです。
「このソフトわたし知らないんですけど・・・。」
「そんなこと言ったって、他の人も使っているし、ないと困る。どうにかしてください」
しかし、インストールソフト一覧にはそんなものいません。しかも、その人は、グループウェアから直接開こうとします。ここのグループウェアは指定したファイルしか開けないようになっています。もちろん、exeファイルなんてもってのほか。
仕方がないのでグループウェアからそのソフトをデスクトップ上に落とすことは教えましたが、なかなか私を解放してくれません。
「前のパソコンでは開いたら同時に、住所録が出ていた。どうにかしてください」
前のパソコンなんて知りません(。、)シクシク..
初めて見るソフト。まぁ大体勘でわかると言えばわかるのですが・・・。
よく見ると、住所録はcsvファイルを読み込むようになっています。その住所録もご丁寧にグループウェアの中にありました。csvファイルをグループウェアからデスクトップ上に保存。そして、宛名書きソフトに読み込ませます。
うん、ちゃんと表示された。やれやれと思っていると、
「宛名がずれている。前はちゃんと合っていた。それに、文字の形も違う。どうにかしてください」
知らんがな!
「いや・・・、それは知っている人に聞いてください。」
(・ー_・ー) (電算なのに、知らないなんて・・・という目)
しかし、まわりは誰もいません。しかたがないので、封筒と印字されたずれを物差しで測り、微調整します。フォント(知らない人は、この言葉もわからないんですねぇ・・・)もご希望通りにしていあげました。
「これでどうでしょう。」
「あ、でました。ありがとうございましたぁ」
やっと開放された私。このことを係長に言うと・・・
「知らん!現場が勝手に入れたものだ。そんなもの電算では面倒見ん!!」
どうやら現場が勝手に入れて、使っていたようです。しかも、それを使っていた人が、みんなが使えるようにご丁寧にグループウェアの中に入れてあったためにパソコンを入れ替えたにもかかわらず、そのフリーソフトがまた増殖してしまった次第でした。
あぁ、やっぱりこのソフトはサポート外だったのね。しかも、さもあたりまえのように聞いてきたのは、
『天敵お姉さま』だったのです。
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しかしながらあまりの激務に退職。もうシステム系はいやだと思っていたが、ひょんなことから企業の電算室に勤務することとなる。